野菜の名前
セロリはおそらくセルリーが正しい。

野菜の名前やその由来について解説します。今回はセルリーについて。
チャンク農園

セロリーの産地ではセルリーと呼ばれている。

Yahoo!の検索窓に『セロリ』と入れますと約6,190,000件のヒット。『セロリー』と入れますと約8,080,000件のヒット。では『セルリー』と入れてみますと約90,600件しかヒットしません。ですからセロリまたはセロリーが一般的な表記ということになりますが実はセルリーが正しいようですよ。
 理由はまず英語のスペルがceleryであるということ。そしてもうひとつがセルリーの商用生産が始まった長野県で古くから「セルリー」と呼ぶ習慣があるとJA長野のホームページに以下のように記載されています。ちなみに野菜ソムリエの公式テキストでの表記も「セルリー」です。

イタリア料理には欠かせない存在のセルリーは、一般的には「セロリ」「セロリー」などと言われていますが、英語で書くと「celery」で、これをフランスなまりで読むと「セルリー」となるんです。洋食が普及しはじめた明治になってから、まずは長野県松本市で商用の生産がはじまり、長野県の生産現場では古くからこれを「セルリー」と呼ぶ慣習があるのです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。当農園は香川県最大級の無農薬・無化学肥料にんにく農園です。何かご質問などありましたらお気軽にメールをお送りください。

文:チャンク農園園長

最終更新日:2018年5月18日