にんにくの芽
にんにくの芽の栄養価は?
にんにくの芽の栄養価についてご説明させていただきます。

ビタミンA、Cが多い緑黄色野菜。
(写真)上海早生(しゃんはいわせ)のにんにくの芽にんにくの芽(茎にんにく)の栄養価について少しご説明しますと、にんにくの芽(茎にんにく)は緑黄色野菜です。緑黄色野菜とはβ−カロテンを豊富に含む野菜(100グラム中にカロテンを600マイクログラム以上含有する野菜)のことですが、β−カロテンはすなわちビタミンAのことですので、にんにくの芽(茎にんにく)はビタミンAが多いと言ってよいかと思います。また、ビタミンCも比較的多いですね。球にんにく(いわゆるにんにく)はビタミンB1、ビタミンB6が多いですから、同じにんにくでもにんにくの芽(茎にんにく)と球にんにくでは栄養価がかなり違うようです。
油と一緒に食べることが効果的。ピザもおススメ。
(写真)にんにくの茎炒めビタミンAは脂溶性の栄養素ですから油と一緒に食べることで効率よく栄養素を吸収できます。ですので、炒め物などが適していることになります。にんにくっぽい香りはしますが、にんにくほどキツくなく、ものによっては甘味もありますのでざくざく切ってお肉などと炒めてお食べいただくのがにんにくの芽(茎にんにく)の風味を一番よく味わえ、栄養素を効率よく吸収できる食べ方になるでしょう。ピザの具のひとつとして3cmほどに切ったにんにくの芽をちりばめ焼き上げてもたいへんおいしいですね。食べた瞬間に口の中ににんにくの香りがほどよく広がってたいへん美味しくいただけますよ。
■茎にんにく/花茎、生(可食部100g)の栄養素
炭水化物 10.6g
カリウム 160mg
β−カロテン当量 710μg
葉酸 120μg
ビタミンC 45mg
食物繊維 3.8g
※日本食品標準成分表2015年版より

最後までお読みいただきありがとうございます。当農園は香川県最大級の無農薬・無化学肥料にんにく農園です。にんにくについて何かご質問などありましたらお気軽にメールをお送りください。
文:チャンク農園園長
最終更新日:2018年5月18日