野菜の名前
じゃがいも、キャベツには別名がある。
野菜の名前やその由来について解説します。今回はじゃがいも、キャベツなど。
馬鈴薯(ばれいしょ)、ジャガタライモ。
(写真)じゃがいも、馬鈴薯(ばれいしょ)野菜には別名が知られているものがありますね。じゃがいもの別名として馬鈴薯(ばれいしょ)があります。スーパーの野菜売り場などでじゃがいもと書いてあったり馬鈴薯(ばれいしょ)と書いてあったりして、もしかして違うもの? と思う方もいらっしゃるかもしれません。ポテトチップスで有名な湖池屋(KOIKEYA)のホームページでは以下のように解説されています。
馬鈴薯(ばれいしょ)とはなんですか?
馬鈴薯(ばれいしょ)とはなんですか?|株式会社湖池屋
じゃがいもの別名で、中国語からとっており馬鈴薯とは、中国ではマメ科のホドイモを指すようですが、1808年に学者の小野蘭山が、「馬鈴薯がじゃがいもである」と解説してから、じゃがいものことを馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。今では、一般的にはじゃがいもと呼ばれていますが、学会や行政上では馬鈴薯という呼び名が用いられています。
さらに、じゃがいもにはジャガタライモという別名もあります。ジャカトラ(現在のジャカルタ)からオランダ人によって長崎に伝わったためにそう呼ばれたということのようです。また、キャベツのことを甘藍(かんらん)と言ったりしますね。これはキャベツの中国語に由来しているようです。
別名と言えば、『パクチー』と『コリアンダー』は同じものです。パクチーはタイ語。コリアンダーは英語。中国語では『シャンツァイ』ですね。『ルッコラ』と『ロケット』も同じものです。ルッコラがイタリア語でロケットが英語です。
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文:チャンク農園園長
最終更新日:2018年5月18日